渋谷や原宿など若者が多く集まる地域では、よく宣伝トラックが大音量で走っているのを見かけます。中型トラックや大型トラックのコンテナ部分に、各種イベントや新製品の広告、あるいはアーティストの新曲の紹介などをPRしています。大型トラックともなるとコンテナ部分は巨大ですから大変目立ち、相当な広告効果が期待できそうです。ところで、コンテナいっぱいの絵や写真は、どうやって描いているのだろうと考えたことはありませんか。

塗装で写真を描くことはできません。明らかに印刷しているわけですが、コンテナに直接印刷することはできませんので、印刷したものを貼りつけているということになります。これはラッピングという特殊な技術が用いられています。ラッピングというのは紫外線や雨風に対する耐久性があり、加工しやすいように伸縮性がある特殊なフィルムに絵や写真、文字などを印刷し、車のボディに貼りつけることを言います。

印刷なので写真でも問題なく描くことができるのが魅力です。そして一度貼りつけたフィルムは簡単に剥がすことができるので、その都度必要なラッピング広告を施すことができるわけです。この宣伝トラックは屋外に大型の看板を出したり、テレビのCMなどよりも、費用を抑えることができるというメリットがあります。しかし町の中を走り回るだけで多くの人の目につきます。

若者をターゲットにした商品であれば、渋谷や原宿などを走ればピンポイントで宣伝効果を期待することができるわけです。